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| 道具という美学から・・・ |
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石臼の仕組みを簡単にご紹介します。一香庵のそば粉を挽く石臼はその動力こそ電気ですが、粉を挽く石臼の目は昔ながらの手回しの臼と変わりません。
石臼挽きの歴史は古く、紀元前1万年ぐらいには存在していたといわれています。ただ、現在の回して挽く方式ではなく、石で穀物を叩く「つき臼」か「石を摺り合わせてする「すり臼」でした。
上の図の仕組みは、丸い石の中心から主溝と呼ばれる溝が6〜8本延びており、その溝と溝の間にさらに細かい溝(副溝)が6〜10本切れています。上臼も下臼も同じ構造で、重ね合わせて回すと上臼と下臼の溝が交差するようになります。(上左の図)
臼は周辺から中心に向かって傾斜をつけて作られており、上臼と下臼を重ね合わせた中心部分に「ふくみ」と呼ばれる空間ができ、そこに上臼の供給口から入れたそばの実が一旦落ちて溜まります。
次に、上臼を時計と逆周りに回すと、そばの実は徐々に周辺に送れこまれていく。上下の溝が交差することで、実は剪段されて、ひきつぶされます。臼の重なりは周辺に行くほど狭く密着していき、ひきつぶされたものは細かくなり、下臼の溝から粉になって落ちていく。
石臼挽きのそば粉が良質といわれる理由は、この石臼の構造にあります。 |
| 参考文献:ものと人間の文化史25・粉の文化史・新食品事典ほか |
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| 挽き割り ・ 丸抜き ・ 玄そば |
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| 一香庵のこだわりは・・・ |
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美味しいそばの条件は「三たて」と言われています。
ひきたて、打ちたて、茹でたての三つです。
そのためにも毎日必要なだけの量を挽いて使う、一香庵こだわりのひとつなのです。 |
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一般的に石臼の石材の良し悪しが美味しいそば粉の条件にもなります。
最もよい石材と言われているのが「蜂巣石」と言われています。石に細かな穴が開いており、熱を持ちにくい材質の特徴がありますが、現在は手に入りません。花崗岩や砂岩、安山岩などが現在は使われていますが、最も多いのが「みかげ石」と言われる花崗岩です。 |
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| 美味しいそば粉作りの陰には 、数千年にも及ぶ人類の知恵が凝縮された石臼の物語が存在していました。 |
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